2024.09.24 14:23MFTokyo20242年ぶりの出展。今回は展示内容のボリュームからDMCにお世話になりました。HMMF2024に初出展した液体金属マーブルマシン(LM3)、半日の展示期間なのに終了間際には出展した3台とも死にかけの状態でした。HMMF2024のおかげで多くの課題が抽出でき、ポンプの容量アップや間欠動作による長寿命化などの改造を経て今回2日間完動するものが作れました。本当にHMMFに出展できて助かりました。相変わらず自分の思ってた様に動いてくれない液体金属ですが、それでも新しい表現に繋がりました。
2024.08.12 11:21LMM3改その1HHMMF2024のフィードバックを受け改造に着手。長時間運転で流量が低下する課題があり、ポンプの能力いっぱいでの使用から液体金属の乳化によるパイプ内の圧損増大が原因と推定した。ポンプ能力をUPすれば解消すると考え、能力1桁UPのポンプに変更。結構な大きさのポンプになったためケースは再設計。ポンプ作動音が激減してヨシヨシと思うも、今度は流量多過ぎ。ポンプ回転を低速にし過ぎるとトルク不足で止まってしまい、思った流量に合わせられず。5ml/minくらいの蠕動ポンプどこかにないのだろうか。とりあえず、それでも動作に問題はないのでそのまま耐久運転へ。5時間動作でも大きな問題は発生してなさそう。これなら、今度のMFT2024で2日間いけるかも。でもちょっと駅の濁...
2024.08.02 14:54KID’S TECH 2024🌞SUMMER7/21,22と KID’S TECH 2024 SUMMER で久でしぶりにサーマルアイスカービングを展示しました。場所は名古屋市栄のナディアパーク。朝から準備していたのですが、室温が高く(体感で30℃くらい)氷彫刻台に氷が接着できるかかなり心配したのですが、そのうちに全館空調が効き出して懸念点はクリアできました。日中、日差しも入って来たのですがこれもクリアです。それから、サーマルアイスカービングで使う氷彫刻刀の廉価版を作製、切れ味(溶け味)は自分からすればイマイチでしたが、一応使い物になりました。これならお子さんたちの力任せの彫刻にも耐え、安心して見ていることができるようになりました。廉価版氷彫刻刀の話は別記事で。
2024.07.13 05:03浜松マイクロメーカーフェア20247/7に開催された浜松マイクロメーカーフェア2024に出展しました。今回の作品(LM3)は初出展で基本、見せ方や作品の耐久についての課題出しと来場者からのフィードバックが目的でした。
2024.06.15 16:54LM3 1号機改 液体金属マーブルマシン1号では液体金属粒の落下速度が早すぎたので羽を増やして速度を抑制したつもりがこの結果。羽の角度を精密に作り込まないと安定した動きにならないのかな。作動初期は出口部にLMが溜まって大きな粒のまま分裂することなく落ちていたのが、何がどう変化したのか、その後はこの小さな粒群の状態。出口部にLMが溜まらずに出ている。相変わらず思うような動きにならないけど、そこが面白いかも。さて次はどんな見せ方しようかな。
2024.06.01 10:59LMM2浜松マイクロメーカーフェア2024への出展が決まりましたので、試作を急ぎ2号機を作りました。LM(液体金属)の動きや大きさを制御するのはなかなか難しい。水の抵抗、土台との接着性、表面張力による変形、など色々なパラメータがあるし、弾むって、、。試作を続けて経験を積むしかないのかな、、当初、思い描いていた2号機の構想は4回の試作失敗を経て保留中。その次の構想を前倒しして試作したのが今回の品。それでも予想の挙動と違っていた、けど、まあこれも有かなと思い完成としました。
2024.05.03 12:36液体金属マーブルマシン1号前回の原理検証(初号機)を経ていくつか作ってみたいイメージがあるのですが、まずはこんな感じの物を。水の中なのに思ったより液体金属が弾むのが面白いですね。組み付け段取りの課題やちょっと落下速度が大きく、もっとゆっくり落ちるようにするなど色々な改良点も出すことができました。現在それらのフィードバックを入れ2号の試作を進めています。
2024.04.05 11:01液体金属(LM)マーブルマシンOMMF2022に来られたHさんの創作活動からインスパイアされて、まずは原理検証した結果の動画です。試作して色々な課題も出ました。今年、どこかで展示するために、これから表現方法や見せ方を考えて行きます。まずはご紹介までに。
2023.07.15 08:22Creality K1 ベンチマーク7月に届いたK1をiBOSS PLA Plus 3Dフィラメントを使ってベンチマーク(Autodesk x Kickstarter FDM 3D Printer Assessment)してみた。使用したスライサーはCleality print。プリント時間は02:03:11。使ったフィラメントではプリント速度を上げ過ぎるとフィラメントの吐出が間に合わなくなって隙間だらけになるのでプリントスピードはおおむね100mm/sに抑制している。スコアは若干主観が入るが24.5となった。円柱の直径精度はどのサイズも-0.2mmとなった。ピラーの高さは一定で39.7mm、手前の1列のみ糸引きが出た。これば調整できるのかな。ピン0.2Φの物のみ固着していた。オーバーハ...
2023.06.06 09:07氷彫刻刀ver.5 最終形態に近いと思っていた氷彫刻刀、今回はマイナーチェンジに合わせ、初のパーツ外注化。JLCPCBにてヒータ制御用のPC基板と筐体をオーダーしました。初めてのPC基板作製用フリーソフト(PCBE)に悪戦苦闘しながら作ったPC基板がこれ。PCBEの操作方法はユニクラフトさんのHPを参考にしました。短納期、低価格。組み付けの段取りが圧倒的に楽になりました。ユニバーサル基板を使った時のようにリード線や錫メッキ線の引き回しがなく、誤配線もありません。まだ少し外付け素子があるので次回はそれらの組み込みも考えます。
2023.05.06 17:24彫刻台の自動回転機構MFK2023では専用の撮影ボックスと回転ステージを用意、彫刻体験後に彫刻台ごと回転ステージに乗せて作った作品の見栄えの良い方向からの写真撮影や回転させることで雰囲気が変わることを楽しんでもらいました。しかし、ここで課題が発生。回転ステージに彫刻台を乗せるために彫刻台の電源ケーブルを抜いたところ、1分内に不安定な形で固定した氷は台から外れて傾いたり落ちたケースが2件。電源OFFで氷は固定できなくなるけど数分は持つかなと甘い期待だった。そこで、回転ステージを止め、彫刻台を自動で回転させる機構を作製、これなら電源を入れたままで回転できる。動画撮影するとギヤ音がちょっと気になるかも。次回展示までにはまだ時間があるのでそれまでにはギヤ部をボックス化するかタミヤ...